トップページ > 解説:スキンケアの基礎知識「コラーゲンが老化する2つの理由」

美肌のための必需品と言える美容液ですが、「何となく良さそう」「知っているブランドだった」「好きな芸能人が使っていた」と言った、曖昧のイメージで選んでしまっている人も多そうです。毎日使うものですから、ちゃんと効果があるものを選びたいですし、特に美容液は「お安くない」商品が多いだけに尚更です。

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コラーゲンが老化する2つの理由

さて、高齢者の真皮のコラーゲン線維の様子をみてみると、線維はまばらになり、一本一本の線維も細くなって、しかも直線的になって、からみが少なくなってくるといいます。

中には、ほどけかかったように見えるものもあるそうです。このような変化が、皮膚の弾力性を失わせ、タルミやシワの原因になっていることが想像できるのです。

コラーゲンの線維をうすい酢酸溶液につけておくと、一部が溶けてくることを前に述べました。

ペプシンというタンパク質分解酵素を、酢酸の中で働かせてやると、もっとたくさんのコラーゲンが溶け出してきます。そして、このような操作によって溶け出してくるコラーゲンの割合は、年齢が上昇するほど小さくなります。

つまり、コラーゲンの線維は、年をとるとともに、酢酸やタンパク質分解酵素に対する抵抗性が増加します。

コラーゲンは年をとるタンパク質なのです。

この原因はコラーゲン分子聞の橋かけにあるらしいです。年とともに、だんだんできてくる「やっかいもの」の橋かけ。橋かけがたくさんできすぎると、薬品やタンパク質分解酵素に抵抗性ができるのはよいとしても、線維は硬くなり、柔軟性を失ってしまいます。

真皮のコラーゲン線維の老化のキーワードは、「量の減少」と「よけいな橋かけ」の二つです。では、どうしてこんな現象がおこるのでしょうか?

(続く)

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人(薬剤師)

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