トップページ > 解説:スキンケアの基礎知識「皮膚の働き」

美肌のための必需品と言える美容液ですが、「何となく良さそう」「知っているブランドだった」「好きな芸能人が使っていた」と言った、曖昧のイメージで選んでしまっている人も多そうです。毎日使うものですから、ちゃんと効果があるものを選びたいですし、特に美容液は「お安くない」商品が多いだけに尚更です。

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皮膚の働き

皮膚のもっとも基本的な役割は、体を保護することです。

何から体を守るのかといえば、まず第一に物理的、機械的な力に対してです。

物がぶつかったり、押されたり、こすれたりと、体には外界からさまざまな力が加わります。

しかし、皮膚はしなやかさと弾力性と強さをうまくかねそなえていて、スプリングのように、外から加わった力を吸収してしまう。

その上、もしも傷がついても、自分で治してしまう能力を皮膚はもっています。

第二に、皮膚は、外界から水やいろいろな化学物質が侵入するのを防ぐ役目をしています。

生物の体は、きちんと決められた成分からできており、余計な物質がむやみに入ってきては困ります。

反対に、体の中の必要な成分が外へ逃げ出しても困るので、皮膚はパリヤーをつくっています。

後で述べるように、体の中の水が蒸散するのを防ぐのも、そのひとつです。

また、バイ菌などの微生物の侵入を防ぐのも皮膚の大事な仕事ですし、太陽光線が体の中まで届かないように遮断する働きももっています。

つぎに、皮膚は体温を調節する役目を担っています。

人聞の休の中では、食物を燃やしてエネルギーを生産しています。

その際できてくる余分な熱の約70パーセントは、皮膚から発散されます。

残りは呼吸の際に発散されるそうです。

寒いときには皮膚はちぢまって表面積が小さくなり、熱の発散を少なくしますし、暑いときは拡がって、表面積を大きくして熱の発散を増大させます。

さらに、汗をかいて、体温を下げる作用ももっています。

皮膚はまた呼吸をしています。

もっとも、肺呼吸にくらべると皮膚の呼吸はマイナーで、肺の呼吸量のおよそ200分の1ぐらいといわれています。

(続く)

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人(薬剤師)

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