トップページ > 解説:スキンケアの基礎知識「タンパク質とアミノ駿」

美肌のための必需品と言える美容液ですが、「何となく良さそう」「知っているブランドだった」「好きな芸能人が使っていた」と言った、曖昧のイメージで選んでしまっている人も多そうです。毎日使うものですから、ちゃんと効果があるものを選びたいですし、特に美容液は「お安くない」商品が多いだけに尚更です。

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タンパク質とアミノ駿

さて、タンパク質は、生物の体を構成する物質の中では、水の次に量が多いです。

ふつう、体の重量の約15パーセントを占めます。

タンパク質は栄養素としても重要ですが、そもそもは生物の体の中で多彩な働きをしている物質で、いわば生命活動の実際上の担い手です。

すなわち、化学反応の触媒(酵素とよばれるものがこれです)、ホルモン作用、特定の物質の体の中での輸送、構造の形成などにあずかっています。

構造の形成の役割を担うタンパク質は構造タンパク質とよばれますが、角質層の主成分のケラチンや真皮の主成分のコラーゲンはこの部類に属しています。

人聞の体の中には多種類の、おそらく何万種類に及ぶタンパク質があり、それぞれ独自の機能をもっています。

タンパク質は巨大な分子です。ごく小さなもので分子量が一万、大きなものは数十万、数百万の分子量をもっています。

このようなタンパク質の巨大分子は、ある構成単位が鎖状にたくさんつながってでき上がっています。

その構成単位とはアミノ酸です。

アミノ酸は図に示すような構造の一群の化合物です。



「R」の部分がいろいろ変化し、これによりアミノ酸の種類が決まります。

タンパク質を構成しているアミノ酸は、基本的には20種類です。

この20種類のアミノ酸の配列順序によってタンパク質の種類が決まります。

つまり、あるタンパク質は決まった種類のアミノ酸が決まった順番でじゅずつなぎに結合してでき上がっています。

アミノ酸の「R」の部分は各アミノ酸によってちがいます。

水となじみやすい構造のもの(すなわち親水性)もあるし、水となじまない疎水性の性質のものもあります。

他の物質と相互作用をして水素結合やイオン結合などの結合をつくる性質のものもあるし、孤独な性質のものもあります。

(続く)

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人(薬剤師)

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