トップページ > 解説:スキンケアの基礎知識「真皮の構造」

美肌のための必需品と言える美容液ですが、「何となく良さそう」「知っているブランドだった」「好きな芸能人が使っていた」と言った、曖昧のイメージで選んでしまっている人も多そうです。毎日使うものですから、ちゃんと効果があるものを選びたいですし、特に美容液は「お安くない」商品が多いだけに尚更です。

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真皮の構造

さて、表皮の下にある真皮は、ふつう2〜3ミリぐらいの厚さがあります。

つまり表皮よりもずっと厚くて、皮膚の95パーセントを占めます。「真」皮という名前にふさわしいです。

表皮との境は凸凹の層になっていて、ここを乳頭層といいます。

乳頭層は細かい線維成分からできていて、ここの構造が皮膚の表面の起伏状態を決める重要な要因です。

つまり、表皮のデザインを決定します。

乳頭層の下に(といっても、乳頭層との聞にはっきりした境界があるわけではありませんが)網状層があります。

網状層には、線維が三次元の網目構造をつくっています。

皮膚がしなやかで弾力性に富み、破壊力にも強いのは、主としてこの線維成分のおかげです。

真皮の線維成分は、二種類あります。量的に多いのはコラーゲン線維(膠原線維ともいいます)で、その主成分は、コラーゲンというタンパク質です。

水を除いた真皮の実に約75パーセントは、このコラーゲンです。コラーゲンの線維の間には弾性線維とよばれる線維がみられます。



弾性線維の主成分はエラスチンというタンパク質です。エラスチンは皮膚の乾燥重量の1.5〜5パーセントを占めます。

コラーゲン線維と弾性線維がうまく組み合わさって、しなやかで丈夫な皮膚がはじめてできあがります。

そして年齢とともにできてくる皮膚のタルミやシワの原因は、コラーゲン線維と弾性線維の変化ということになります。

そこで、この二つの線維の構造と、老化に伴う変化を後でくわしく述べます。

(続く)

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人(薬剤師)

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