トップページ > 解説:スキンケアの基礎知識「美容と化粧のルーツ」

美肌のための必需品と言える美容液ですが、「何となく良さそう」「知っているブランドだった」「好きな芸能人が使っていた」と言った、曖昧のイメージで選んでしまっている人も多そうです。毎日使うものですから、ちゃんと効果があるものを選びたいですし、特に美容液は「お安くない」商品が多いだけに尚更です。

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美容と化粧のルーツ

人間も生物界の一員ですが、他の生物とちがって知恵があります。そこで、美しい肌をつくるための美容法や、肌に色を塗ってひきたたせる化粧を考え出しました。

紀元前の昔から、美顔術(フェイシャルトリートメント)というものが行われていたそうです。

エジプトやメソポタミアでは、ハチミツやオリーブ油に花粉をねりこんだものが使われたといいますし、ローマの浴場では山羊の乳のお風呂に入ることも行われたといいます。

ルネッサンスのころになると、アルコールの蒸溜が行われ、現在のものに近い化粧水ができていたそうです。

日本では、ヌカや米のとぎ汁で顔や体をこする美容法が、江戸時代に行われるようになりました。

一方、肌に装飾的なメイキャップを施す化粧の方も、長い長い歴史があります。

石器時代のころから、もう、人類は色を塗りたくっていたといいます。

それも顔だけでなく、全身に塗っていたそうです。色彩はといえば、赤を主体にしたものだったらしいです。もっとも、太古の化粧は異性のためだけでなく、魔よけの意味がありました。

こんな赤の化粧法から、白を中心とする化粧法へ変わったのは、わが国では平安時代のことだそうです。

おしろいの流行です。

この時代、貴族が住んでいた館はうす暗くて、女性は自分を浮きだたせるために顔を真っ白に塗り出したのだといいます。

黒髪をうしろに垂らし、歯も黒く染め、顔だけ白く塗って強調し、男性の来るのを待っている・・・まさに源氏物語の世界です。

鎌倉時代になると、口紅や頬紅などが使われるようになり、白と赤の化粧の時代がはじまりました。

それが現代になると、もう大へんな複雑さです。いろいろなステップがあり、塗ったりふきとったり、またつけたりします。化粧品をいくつもいくつも使います。

おまけに流行があって、年ごとにちがいます。なかには石器時代に戻ったような化粧の人もいます。

(続く)

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人(薬剤師)

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