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美しい肌とは

肌の状態をあらわす表現がいろいろあります。

スベスベな肌、みずみずしい肌、しっとりとした肌、きめのこまかい肌、白い肌、シミひとつない肌などです。

この反対はザラザラの肌、カサカサの肌、乾いた肌、きめの粗い肌、黒い肌、シミだらけの肌ということになります。

前の方は、一般的に美しい肌の形容であり、後の方は美しくない肌をあらわす表現です。

もっとも美しいとか魅力的とかいうのは好みの問題であり、個人によってもちがうはずだし、時代とともに変化したりします。

たとえば、白い肌は美人の象徴でしたが、現代ではコンガリと陽にやけた小麦色の肌が好まれる時代もあります。

透明な肌という表現もあります。この反対の不透明な肌という言葉は、あまりきいたことがありません。

透明な肌というのは、いいかえるとハリのある肌ということで、その反対はたるんだ、シワの多い肌ということになります。

フワフワのやわ肌、その反対のゴワゴワした肌もあります。外見だけでなく手ざわりも肌の大事なポイントです。

これらの肌の美しさの表現のうち、スベスベした肌とかカサカサした肌は、皮膚の表面の状態をあらわしています。

みずみずしさ、しっとりした状態もまた、皮膚の表面の状態と関係しています。

すなわち、皮膚の表面の水分や脂分が適当量あるかどうかで、つややかでしっとりした肌になるかどうかが決まるのです。

いいかえると、これは表皮の問題です。

一方、肌のキメの細かきは、皮丘と皮溝の状態で決まります。

すなわち、ひとつの皮丘が小さい方が、また皮溝が浅い方がキメが細かくなります。

皮溝に方向性があらわれ、深くなったものが、いわゆる小ジワです。

目尻などをしらべると、二五歳ぐらいから小ジワがあらわれ出します。

小ジワの数は３０代がピークで、その後むしろ減少します。

かわりにもっと深いシワがあらわれ出し、年齢とともに深くて大きなシワに発達していきます。

もっとも、シワは発生する場所や形が個人個人でずいぶんちがい、学問的な定義をするのはむずかしいようです。

解剖学の用語にはシワという言葉はないそうです。

（続く）

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人（薬剤師）

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