トップページ > 解説:スキンケアの基礎知識「光老化(フォトエイジング)とは」

美肌のための必需品と言える美容液ですが、「何となく良さそう」「知っているブランドだった」「好きな芸能人が使っていた」と言った、曖昧のイメージで選んでしまっている人も多そうです。毎日使うものですから、ちゃんと効果があるものを選びたいですし、特に美容液は「お安くない」商品が多いだけに尚更です。

>>>最新の美容液比較ランキングはこちら

光老化(フォトエイジング)とは

真皮の場合、弾性線維のまわりに、圧倒的に大量のコラーゲン線維が存在しています。

まわりのコラーゲン線維に変化がおきたため、弾性線維もひきずられて構造に乱れが生ずる可能性もあります。

弾性線維の量はというと、年とともに減少するという説もあり、増加するという報告もあって、見解は一致しません。

しかし、確かなこともあります。日光にさらされた皮膚では、日光のあたらない場所の皮膚よりも、エラスチンの量がふえることです。

皮膚が長い間にわたって日光にさらされると、シワなど老化の徴候がきわだってあらわれることはよく知られています。海に出て魚をとる漁師さんや、畑や田で働く農家の人は、いつも直射日光にさらされています。

その結果、顔やうなじの皮膚は黒褐色になり、厚くゴワゴワし、黒い点状の色素斑ができたりします。そして、深いシワができます。

ふつうの人でも、日光のよくあたる場所、顔や首やうなじや手の甲などの皮膚は、日光のあまりあたらないお尻や股の皮膚よりも、色が黒くなったりシワができたりします。

つまり、はやく老化するのです。

日光による老化を、光老化またはフォトエイジングとよんでいます。

老人にできるシワの中で、日光にあたらないところにできたシワは、シワと直角の方向にひっぱってやるとなくなってしまいます。つまり、シワの原因はタルミや弾力性の減少です。

ところが、光老化でできたひどいシワは、ひっぱっても消えにくいです。それは、異常な弾性線維が過剰にできてしまったためです。

そのため、シワが固定されてしまい、ひっぱってもなくなりません。

日光、とくに紫外線の作用で細胞の活動がおかしくなり、異常な弾性線維をたくさんつくってしまうらしいのです。

もっとも、「異常」な弾性線維の化学的正体はやっぱりよくわかっていません。

(続く)

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人(薬剤師)

>>>美容液比較ランキング

スキンケアの基礎知識

トップページ
美容液比較
スキンケアの基礎知識

目次

トップページ
美容液比較
スキンケアの基礎知識