トップページ > 解説:スキンケアの基礎知識「皮膚の構造」

美肌のための必需品と言える美容液ですが、「何となく良さそう」「知っているブランドだった」「好きな芸能人が使っていた」と言った、曖昧のイメージで選んでしまっている人も多そうです。毎日使うものですから、ちゃんと効果があるものを選びたいですし、特に美容液は「お安くない」商品が多いだけに尚更です。

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皮膚の構造

皮膚の表面をよく眺めてみると、決して平らではありません。

盛り上がったところ、へこんだところがあり、デコボコです。

高く盛り上がったところは皮丘、低く溝になっているところは皮溝とよばれています。

皮膚の表面には、そのほか毛孔や汗の出る孔があります。

皮膚を垂直に切って、断面をみてみましょう。皮膚は表皮と真皮からできています。



その下には皮下組織があります。

表皮は厚さが0.2ミリメートルぐらい。

それがまたいくつかの層からできています。

表皮の下にある真皮は、2ミリメートルぐらいの厚さがあり、表皮よりもずっと厚いです。

表皮との境は波状をしています。

つまり、表皮と真皮とは大きな接触面をもっていて緊密な関係にあるということです。

両者の聞には基底膜という膜があります。

真皮には毛細血管が網の目のように走っていて、それらは皮下組織の動脈や静脈とつながっています。

顔面、なかでも頬は血管の多い場所で、頬のきれいな血色は、このせいです。

神経も、また真皮内を走っています。

真皮の層には、この他に毛包、汗腺、皮脂腺などがありますが、これらは表皮の派生物です。

以上が皮膚の構造のあらましです。

(続く)

さて肌を美しく保つための美容成分としてはお肌のうるおいを維持してくれるヒアルロン酸や、若々しい肌の材料となるコラーゲンなどが有名です。

当サイトではこうした成分が入った美容液を様々な角度から比較しています。

本当に役立つ美容液を探している方は参考にしてみてください。

管理人(薬剤師)

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